コラム | archinet コーポラティブハウス

2021.12.13

ナイチンゲール

ナイチンゲールというと白衣の天使というイメージですが、実際は統計に長けたデータサイエンティストの草分けだったそうです。
赴任したトルコ領スクタリの英国陸軍病院は当初は死亡率40%、収容過剰で劣悪な衛生環境、飲用水も不足した状況でした。
医師の白衣も汚れていた方が箔が付くという思い込みもあったそうです。
そこでナイチンゲールは患者の生活で衛生に関するデータ分析を進め、抵抗する医師たちを説得しながら院内の改善に努め、半年後、死亡率は2%に低減したと伝えられています。
新型コロナ対策で統計の重要性が再認識されていますが、いまナイチンゲールがいたらどんな対策を打ち出したでしょうか。

弊社のコーポラティブハウスも、いろいろなご事情で転売されることがあります。
その転売価格について統計分析をしたところ、取得費用に対して減価率は年0.7%、一般の分譲マンションでは取得時にすぐ8%下がってそこから年3.3%減価することが分かりました。
今年に限ると相場が上がっているので、取得時の30%増しです。
募集のときは判断材料は図面と模型ぐらいですが、実際に建ち上がると建築家ならではの豊かな空間構成が誰にでも分かるから、ということでしょうか。

12月18-19日、個別セミナーを開催いたします。このような弊社のコーポラティブハウスの特徴をお伝えできれば幸いです。

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