コラム | archinet コーポラティブハウス

2022.3.17

マンション相場

昨年、都区部の分譲マンション平均価格は8,376万円、前年比7.6%増でした。
一方、都内の一般労働者(令和2年 企業規模10人以上、短期・臨時除く)の平均収入は5,952千円、前年比4.1%減。元から資産がなければ、まっとうに働いても家を持てない世の中です。

原因は、都心にオフィス、郊外に木造戸建てという戦後の都市・住宅政策の失敗でしょう。
オフィスは夜間や休日はデッドスペース、郊外の土地は小間切れでコモンスペースは失われ、車道ばかりが幅を利かせて広場や公園は不足、と都市空間は無駄遣いされています。所得税は重いが資産課税は甘く、超金融緩和で富めるものますます富み、という事態を招いています。
政策の責任者には、足を洗って出直ししてほしいものです。

さて、このたび新たに「目黒洗足テラス」の参加組合員を募集いたします。
玄関から目黒駅まで13分、元は4軒の土地をまとめ、コモンスペースとしてルーフテラスを充実させた、職住一体の現代の町家といった計画です。コーポラティブ方式でマンション業者の中間マージンも省き、都市・住宅政策の失敗を取り返そうという試みでもあります。
ぜひご検討下さい。

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