コラム | archinet コーポラティブハウス

2022.11.9

小麦

食欲の秋、最近は高級食パンも普及しています。
その原料となる小麦は、西アジアで約1万5千年前からずっと品種改良を重ねてきたものだそうです。
野生のものは、穂が熟すると、穂軸が折れて、種子が地面に飛び散りますが、その中で穂軸の折れないタイプを選んで育てて収穫しやすい品種に改良されます。
野生では環境変化に対応するために発芽時期がバラバラになるように発芽まで休眠期間がありますが、収穫しやすいように休眠しない種子を残していきます。
粒の数も多いものを残します。
こうして数千年もの間、代々絶やさずに受け継いできた種子たちを、いまの私たちが口にしていると思うと感慨深いです。

来る11月12日(土)13日(日)、弊社代官山オフィスにてコーポラティブハウス個別セミナーを開催いたします。
個別形式ですので、コーポラティブハウスの仕組みからそれぞれのお暮らしとの相性まで、ご関心に応じて質疑応答ができます。
ちなみにセミナーの語源は、ラテン語seminarium「苗床」とのこと、皆さんの暮らしへの長年の思いを伸びやかに育む機会になれば、と思います。
「虹」「代官山ロータス」「空と麦と」などのベーカリーにお立ち寄りがてら、ぜひお越し下さい。

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