コラム | archinet コーポラティブハウス

2023.9.22

都市森林

残暑が続きます。アスファルトの照り返しも強烈です。
しかし砧公園など広域の緑地周辺では、3℃ほど気温も低く、森の香りがして心和みます。
そこで頭の体操、もし都内の道路の舗装を剥がして、ブナなどの林で覆えたらどうでしょうか? まず緑被率は40%以上になり、過酷なヒートアイランド現象は抑えられます。
さらに内水氾濫にも対処できます。都区部の道路面積は100平方km、ここにブナ林をつくると3,200万本になり、保水量はざっと約2.5億トンと試算されます。
ちなみに多摩川が氾濫したときに上流の総降雨量は5.8億トンなので、相当の抑止力です。車両通行については、いまは車両間隔が40mないと渋滞が発生しますが、自動運転では4m。道路面積は10分の1で済みます。
いま外苑再開発が問題になっていますが、こうした森林帯をいまの道路網に伸ばして、林間都市にしてそこにコーポラティブハウスが展開していければ、と熱く思います。

好評募集中の「terrace用賀」は事業化が決定されました。いまの砧公園はかつてのグリーンベルト構想のおとし子で、これに緑地化された環八がつながると、一層魅力的な場所になると思います。9月24日、10月1日に個別相談会を開催いたします。お気軽にお越し下さい。

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