コラム | archinet コーポラティブハウス

2024.3.7

ハーレン・ジードルング

創業前からお手本にしているのが、ハーレン・ジードルングです。
1954年にスイス・ベルン郊外で事業が開始された81戸の森に溶け込んだコーポラティブハウスで、間口4mの三層テラスハウスが個々に前庭や屋上庭園を備えて東西に連続する構成です。前庭でのんびりお茶を楽しむ老夫婦、共有の坂道、庭、プールで伸び伸び遊ぶ子供たちの様子が印象的です。

築60年なので居住者も入れ替わっています。しかし、ここで育った人たちは結婚等で一時離れてもまた戻ってくるし、新しく入る人たちもこの住環境を尊重して移ってくるので、この緑豊かで大らかな雰囲気が保たれているそうです。日本の団地やマンションでは高齢化が問題ですが、集合住宅を持続させるのはやはり、豊かな空間構成、それと一体の生活環境とコミュニティ次第なのでしょう。

このたび弊社の手掛けたコーポラティブハウスのリセール住戸について、神楽坂(10日)、西荻(16日)、四谷(17日)の順で販売内覧会を開催いたします。時と共に成熟していく住環境を、ぜひご覧下さい。個別セミナーも16日、17日に行いますので、住まいを検討しはじめた方もお気兼ねなくお越し下さい。

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