2024.11.21
谷川俊太郎
谷川俊太郎さんの写真絵本「よるのびょういん」は読み聞かせに一番でした。こどもが盲腸になり、深夜に病院に運ばれて手術・回復するまでの物語です。
救急車に乗るのがかっこいいと思うゆたか、心配なおかあさん、夜勤で輪転機を回すお父さん、当直で慌てて白衣を着ておりてくるお医者さん、夜の病院で働く看護婦さんやボイラーマン、そうした人びとの緊迫感や情愛が端的なことばで浮かびかがってきます。
せんせいの ゆびさきが せいかくに すばやくうごく
「ねえ、まんが かってきて」「まだ だめ」
いまも街のどこかで、さまざまな人々が関わって、このような緊張感や情愛に溢れた場面が展開されていると思います。ことばの神様に合掌
好評募集中の「新宿テラス」、都心そばでありながら明るく静かに自分を取り戻せる空間です。各住戸の居住空間を広げ、よりプライバシーに配慮したプランに変更しています。外の緊迫感を和らげ、情愛に溢れた空間をぜひご検討下さい。