2025.3.28
緩衝帯
自分と他者の間には、心身の緩衝帯が不可欠だそうです。
この緩衝帯をずかずか踏み込まれて「あなたのために」「何で言う通りにしないのか」「ほら言った通りだろ」と繰り返されると、自分が縮こまって苦しくなります。対照的に「あなたはあなたでいいの(金子みすゞ)」のように、お互いを尊重する関係では、緩衝帯は近く薄くなって安らぐことができます。
このように考えると、住まいでもお仕着せの一律プランではなく、自分なりの緩衝帯に応じて内と外、内と内との関係を整えることが、自分が自分でいるために重要なのでしょう。そして周りにお互いを尊重する人たちがいることも大事です。
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