コラム | archinet コーポラティブハウス

2021.03.26

開花への蓄え

春の訪れとともに、ウメ、コブシ、サクラと次々に花が咲いています。
冬の間、株元に養分をじっくり蓄え、日の長くなるこの時機を待っていたと思うと、一層愛おしくなります。
私たちの仕事も、魅力的な計画地を見出すのも一苦労ですが、その後も契約交渉とともに、規制等を含めた調査、街の動態分析、計画案の方向付けなど、じっくり検討を深めて、ようやく募集に至るという息の長い過程を踏んでいます。
途中で見送る案件が重なると気落ちもします。

こうした冬の間に蓄えた計画として、このたび「駒沢テラス」 について参加メンバーを正式に募集する運びとなりました。
アンケートないし事前説明会にご意向をお伝えいただければ幸いです。
皆さんの住まいへの思いが、花開くことを願っています。

また、このたび都市のあり方について、新著「自滅する大都市」を刊行いたしました。
よりよい都市環境をお考えになるきっかけになればうれしいです。