コラム | archinet コーポラティブハウス

2025.1.23

利益

利益というと、自分の儲けと思われます。ところがその語源はサンスクリット語のアルタ(artha)で、他者への配慮も語義に含んでいました。大乗仏教の菩薩は、自分のアルタと他人のアルタの双方の完成を目指す求道者です。自己の悟りを追求する、生きとし生けるものを苦しみから解放する、の両面が求められます。自分のアルタと他人のアルタとは表裏一体で、元々は利益とは他者も救済するものでした。

そう考えると、住宅建築の本当の利益とは、自分自身を取り戻す、周りの気持ちも晴れやかにする、ということなのでしょう。

今週末から、好評募集中の「中目黒HOUSE」の個別相談会、全プロジェクト向けの「個別セミナー」を開催いたします。皆さんの住まいづくりが、長期的な利益になるように努めてまいります。

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