2026.5.12
うち
「うちの犬は…」という「うち」の語源は、単に「そと」の対義語ではないようです。白川静氏によると「ち」は「霊(ち)」ですべてのものに神が宿っている、という考え方が背景にあるとのこと。「つち」も同様に、地中に神が宿っている考えが現れています。
長年住みこなされてきた「うち」を訪ねると、そんな考え方に納得します。「うち」はお住まいの方の世界そのもので、壁や柱、窓から本や消しゴムまで、大小さまざまなものがその世界を支えている、という気がしてきます。居心地良いとはこういうことなのでしょう。
この5月31日(日)、恒例の「オープンハウス」を開催いたします。場所は、目白下落合コートハウス、すでにお住まいになられている方のご厚意により、そのコーポラティブハウスを皆さんが内覧できる貴重な機会です。建築家と一緒に創り上げたそれぞれの「うち」の豊かな世界をぜひご実感下さい。
