住戸01 子どもが走り回れる住まい
コーポラティブハウス参加のきっかけ
コーポラティブハウスを知る前は、他の分譲マンションも検討していました。目白のオープンハウスを見学に行き、雰囲気をつかめたので、システム設計をやっていることもあり、家も設計をやってみようと思って参加しました。
住まいのイメージづくり
最初は漠然と、リビングに家族が集まって暮らせたら、くらいに考えていましたが、室伏先生やスタッフの方々と、ヒアリングシートをベースに話し合ううちに、どんどん具体的なイメージが湧いてきました。子どもが生まれることもあり、上の階も下の階も行き止まりがなく、子どもが走り回れる、という回遊性のあるプランが空間の考え方の基本になりました。
回遊性のあるプラン、実際に住んでみて
子どもが三輪車で一日中回っています。飽きずに何周もしていますよ。大人も行き来しやすく、満足しています。
キッチンのポイント
妻の希望は、リビングを見ながら料理をしたい、ということだったのでアイランドキッチンにしました。また、収納については、見えるところに、ものを出しておきたくないと考えていたので、キッチンのものは全部、キッチンの裏の扉の内側に入れられるようにしました。食材や食器だけでなく、オーブンなどもすべて収納できるのでキッチンをすっきりと使えます。
こだわったところ
いろいろと見ましたが、TOYO KITCHEN にしました。リビングから丸見えなのでデザインを重視しました。天井が2.8m と高いので、食器棚は鏡張りの大きな棚を造ってもらいました。鏡は厚みがあって多少重いですが、その分歪まないので、良かったと思っています。
食卓の寸法はキッチンとぴったり
当初から、家具の寸法も一緒に考え、キッチンの幅に合うように設計しました。洗濯機も収納の中にしまっていますが、前から使っている縦型洗濯機でも、今後使うドラム式洗濯機でも合うように寸法を設定しています。結局まだドラム式にはしていないですけどね(笑)。
窓際の長い机はお子様の勉強スペース
お子様が三輪車で走り回れる空間
建築家と一緒に家の設計を進めてみて
空間全体をイメージしてから、間取りや配置・設備を決めていき、コンセントのプレート等の細かいところまでイメージを落とし込んでいく過程は、とても面白かったです。
暮らしてみて
一日のほとんどを下の階で過ごしています。ドライエリアは、夏はビニールプールを出して泳いだり、外でボールを蹴ったり、子どもの安全な遊び場になっています。今は、子どもが転んでも怪我をしないようにコルクタイルを置いていますが、室内とドライエリアは同じタイルを使って一体感を持たせています。( 地階だが)明るさについては、全く問題ないです。アーキネットのホームページに掲載されている物件の写真を見ていたので、明るさは心配していませんでしたが、実際住んでみると想像以上に明るく感じました。地階は、気温の変化が少ないので、夏も過ごしやすく、冬も暖かいです。リビング、キッチン、ダイニングが一体で距離が近いので、どこにいても家族みんなで子どもと遊んでいるような感じです。
上の階について
隣地が抜けているので明るいです。上に布団、下に荷物として、子ども二人用の寝るスペースをとっています。窓際には棚をつけてあるので、子どもが大きくなったら、そこに椅子をもっていって勉強もできます。勉強するのは、家族の集まるリビングでもいいですね。
主寝室には、将来的にはベッドを置こうと思っていますが、今は川の字で寝ています。
実際に生活してみて気づいたこと
階段の下の突き当りに電話台をつくりましたが、固定電話は置いておらず、お雛様やかぶとを飾れるちょうどいい飾り棚になりました。キッチンでは、浄水と普通の水栓の場所が、逆の方が皿洗いがしやすかったかもしれません。また、キッチンの背の三面扉が一面しか開かないので、ものをとる際にいちいち扉を開け閉めしています。自分の生活の流れをもっと細かいところまで考えていたら、より良くなったと思います。例えば、洋服は上の階に収納すると思っていましたが、実際は下の階で洗濯し、お風呂に入るので、下着類は下の階に収納しています。家に帰ってきて、着替えて、ご飯食べて、お風呂入って、といった生活の流れをもっと詰めておけば良かったとは思いますが、何とかなっているのは、空間に余白をきちんと確保していたからですかね。
コーポラティブハウスについて
まだまだ、知らない人が多いと思います。友人に話をすると、何か面白そう、と興味を持ってもらえます。コーポラティブハウスという選択肢を知っていて他を選ぶのならいいですが、知らずにマンションや戸建てを買うのはもったいないと思います。私の友人にも「住宅で、こんなことが出来るんだ…」と驚かれます。
棚の間から光が差し込む回廊。右側は将来の子供部屋。
お子様が遊ぶドライエリアはリビングから見えて安心。
浴室もドライエリアから光が入り、明るい。
キッチンの後ろに大容量の収納があり、室内はすっきり。